ザ・シークレット 〜引き寄せの法則〜
これから本を読もうという人や、昔読んで面白いと思った人にみてもらえたらと思い書きました。
- 数年前に「ザ・シークレット」を読みました。
- 何故か印象的で今でも心に残るものがあります。
- 時間軸別に思っていた事を書きました。
- 読む前に思ってた事(~2012年)
- 読んだ直後に感じた事(2012年)
- 数年経過して思った事(2015年)
※. あくまでも個人的な考えや感想です。
本の概要
印象的な文のピックアップ
- プラトン、シェイクスピア、ニュートン、ユーゴー、ベートーベン、エマーソン、エディソン、アインシュタインがこの秘密を知っていた
- 人間は1日6万回思考している
- 世界の1%の人が、世界の96%の富を占有している
- 心理学者は、家庭の85%は崩壊していると信じている
- 「秘密」の使い方
- 第一段階 お願いする
- 座って一枚の紙に本当にほしい物を書き出す。
- 現在進行形で「私は今現在、余りにも幸せで感謝していますが」と書き出す。
- 第二段階 信じる
- すでに所有しているという感覚(ごっこする、魔法でジニーにお願いしたと思い込む)。
- 瞑想が大切。
- 第三段階 受け取る
- このプロセスで幸福感を抱くことが重要。
- 一旦そのファンタジーを体験すると、より壮大なファンタジーを創造できる。
- 第一段階 お願いする
- 毎朝の瞑想
- その日が終わったかのように今日一日は素晴らしい日であったと感謝する。
- その日のやることとベストな状態を想像する。
- 就寝の瞑想
- その日の出来事を全て思い出す。もしも自分の思い通りに行かなかった事や瞬間があれば、それをワクワクするような喜びに再生し直す。
- 全ては自分の中にある。自分が目で見て耳で聞いて5感で感じることにより世界は形成される。何に遠慮する?あなたの世界を創るのです。
1. 読む前に思ってた事
- 信じれば現実になる?
- プロスポーツ選手は大半がこの考え(イメージ)を持っている。では、同じプレイヤーが戦った時、勝者と敗者が出るのはなぜ?
- 怪しい、嘘くさい、否定したい
2. 読んだ直後に感じた事
- 非常にポジティブになれる、欲求することの大切さを教えてくれる本だと思う
- たまに宗教的思想が出る
- 全部を鵜呑みするのは一般的な価値観から距離を作りそう
- 一部は実践していきたい
- 毎日瞑想することや信じる事や感謝はしていきたいと思う
- 人に考えを強要したり、悪口で盛り上がってる時に「ネガティブはよくない」とか言うことはしないと思う
- あり方(物理的)と受け取り方(精神的)のどちらの話をしているのか?(両方の話をしているというつもりなのだろうが、都合良く逃げられている気がする)
- 勇気と力を出すのに活用したいと思う
- 世界中のみんなが友達だ
(引いた一部の文章) ・山積みの請求書をみて小切手だと思って 「わっ、またたくさんお金が届いたわ。ありがとう。ありがとう。」と思う。 ・宇宙全体があなた全体を愛している。
3. 数年経過して思った事
- 読んだ直後は引き寄せの法則を意識していたが、時間の経過とともに薄らいでいった
- 時間が経つにつれ思考と現実がずれてきて疑問が生まれ始める
引き寄せの法則の3つの疑問
1. 思考は証明できない
本当に思っていたか思っていなかったか証明できない。
あなたは、勝つ事をイメージしパチンコ屋に並びパチンコをする。
しかし、あなたはパチンコで負けてしまう。
負けてしまった時、「それはあなたが深層心理で負けると思ってたから負けた」と言われたら何も言い返せない。
2. 矛盾を含んでいる
コペルニクス的発想で現実世界が変わってしまう。
引き寄せの法則が全て信じた事が現実となるのであれば、昔は天動説が信じられていてその時は天が動いていた事になる。
そして、地動説が信じられてから地球が動いたという事になる。
信じる事で過去の出来事さえも変わってしまう。しかし、信じる事で過去が変わると信じる人は少ない。
つまり、過去が変わらないという事を信じる事で引き寄せの法則を信じる事が出来なくなり、信じる事が信じる事を否定し矛盾が起きてしまう。
3. 思考は現実に引き寄せられる
引き寄せられる方向が逆の場合もある。(「思考→現実」だけではなく「現実→思考」もあり得る)
あなたは毎日、美女とSEXしたい。いや毎日していると思い込むとする。
しかし、いつまでたっても現実には起こらない。どんなにあがらったとしても、脳は次第に学習し思考を現実(美女とSEX出来ない)に修正してしまう。
つまり、現実が先にあって思考はそれに引き寄せられてしまうのではないか。
努力を続ければ夢が叶うというような思いの範囲であって、現実的ではないことや科学、自然の摂理に関する事まで引き寄せの法則に当てはめようとするのは無理がある。
「思考→現実」だけではなく「現実→思考」も現実には起こりうる。
以上です。また時間が経過して考えが変われば追記していきたいと思います。
本自体は、非常に読みやすく数時間(1〜3時間位)で全部読めると思います。